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国家資格の取得戦略
国家資格を取得して、同期を出し抜け!
これまでたくさんの資格を取得した経験から、資格はただ取ればいいというものではないということがわかりました。
資格を取ってどう活かすかという戦略が必要です。資格の取得が目的ではいけません。私の場合は、以下の二つが主な目的でした。
「自職場で必要とされる資格をとって、職場に貢献する」
「キャリアアップ(就職、転職、出世する時の武器)になる」
その条件として、民間資格よりは国家資格を狙いました。国家資格は難易度が高く、民間の資格に比べて取得価値が高いものや、まわりの人が認めてくれる資格が多いです。
自職場で必要とされる資格
(1)仕事上必要な知識の習得
私は工場に勤務するエンジニアでした。工場にはさまざまな法令や条令による規制が数十種類もあり、法令に抵触しないように生産・管理をしなければなりません。このような法令遵守は工場を操業する上での基礎的要件です。
いくら生産性が高く、技術的に優れたもの製造していても法を犯していては意味がありません。そこで、基礎知識と工場関係法例知識の向上を目的に関係する国家資格の取得を目指しました。
(2)生活の安定性
サラリーマンですと、いつ転勤になるかわかりません。住みなれた町を離れるのは私にとっても家族にとっても大きな負担になります。
自職場において必要な国家資格を持っていると、工場の管理者として登録されることがあります。管理者は国家資格がないとなれないものですから、若くても国家資格があれば、管理者となる可能性は十分あります。
管理者になっていると、引き継ぐ人がいないとか、法的手続きが大変などといった理由で転勤を免れることができることもあります。逆に、転勤したくてもできないということもあるかもしれません。
私の失敗
就職時の武器にしようと思って、公害防止管理者の取得を目指しました。結局、就職試験に間に合わなくて、就職1年目に取得しました。公害防止管理者は工場で必須の国家資格だろうという見込みで取得しましたが、実際はあまり役に立ちませんでした。
職場で必要とされる国家資格は、その職場にいかなければわかりません。職場でまちまちです。せっかく苦労して取得した国家資格も役に立たなければ徒労に終わります。工場において絶対必要だといえるのは、危険物取扱者乙4くらいだと思います。
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