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公害防止管理者 大気一種
国家資格 試験体験談
公害防止管理者の受験動機
以前に公害防止管理者 水質一種を取得しており、大気一種を取得すれば公害防止管理者の主任管理者と同等になる。
自職場(工場)で公害防止管理者の有資格者が必要とされている。
公害防止管理者の勉強期間
平成11年1月から9月まで。試験日:平成11年9月26日(日)。
公害防止管理者の勉強方法
@通信教育。
日本マンパワーの公害防止管理者 通信教育(会社の通信教育コースを利用)。有効期間は2年間。費用は25200円。会社からの補助金が1万円でた。
水質一種の時は産業環境管理協会(試験の実施団体)の通信教育を利用した。両団体を比較すると、甲乙つけがたいが私は産業環境管理協会をお勧めする。キーポイントがまとまっていて復習し易かった。
A教科書と受験講習会
8月下旬に産業環境管理協会が主催する公害防止管理者 受験講習会に参加。平日連続3日間。受講費用は会社が負担してくれた(4万円)。当日は出張扱いで交通費や食事手当ても支給してくれた。
うちの会社は公害防止管理者の育成に力を入れているのか、通信教育や受験講座が準備され、願書の取り寄せから申し込みもやってくれ、そして社内報で合格者の発表も行っている。
講習会のテキスト ↓ これバイブルです。取得後も必須。高いけど、惜しんではいけません。

新・公害防止の技術と法規 大気編〈2014〉
B過去問
「公害防止管理者等国家試験問題 正解とヒント―大気関係・特定/一般粉じん関係
国家試験を受けるのに、過去問で傾向を勉強するのは当たり前です。

公害防止管理者等国家試験―正解とヒント 大気関係第1種‐第4種/特定粉じん関係/一般粉じん関係/公害防止主任管理者〈平成22年度‐平成24年度〉 (公害防止管理者等国家試験問題正解とヒント)
公害防止管理者の勉強日程
試験日は9月下旬。通信教育には受講期間6ヵ月となっていたが、余裕を持って公害防止管理者の勉強に臨みたいため1月から開始した。
先ほども書いたが8月下旬に受験講習会に3日間参加した。私は1月から勉強を開始しているのでこの時期には一通り勉強が終わっていた。私はこの試験講習会の位置づけを通信教育での勉強に漏れがないかのチェックの場、最終チェックの場とした。(というより、この時期にあたふたしているようじゃ、まず落ちると思う)なので結構気楽に受講することができた。講師陣も大学の先生とかコンサルタント、環境関係の研究者などで内容も充実しており、わかりやすかった。この試験講習会を参加して思ったのが、通信教育でちゃんと勉強していれば受講しなくてもいいということ。ただ、講師陣の話しは大いに参考になり、環境でビジネスするというのは、こういうレベルなのだなと感心した。都合がつくなら受講しても良いでしょう。
参考までに私が勉強に費やした時間を科目ごとまとめた(講習会も含む)。単位は時間。大体の目安にしてください。
公害概論 10(1月)
大気汚染関係法例 20(2月)
燃焼・ばい煙防止技術 30(4月)
大気中におけるばい煙の拡散、大気汚染関係有害物質処理技術 25(5月)
除じん・集じん技術 20(6月)
測定技術 35(7月)
まとめ(復習) 110(8・9月)
合計 250
3月は仕事が忙しかったため、勉強できなかった。今から考えると余裕をもって勉強を始めたので対応できたと思う。
法令は水質第一種を勉強したので、勉強が楽に進んだ。
大気中におけるばい煙の拡散は問題数が5問と少なく1問の重みが他の科目よりとても重い。なので、この科目は満点を取るつもりで勉強した。
測定技術は範囲が広く、覚えることがたくさんある。しかも、私は実際にやったことがないのはもちろん、見たこともないことばかりでイメージがわかず、丸暗記状態となったため非常に苦労した。(水質第一種の測定技術はさらに難しい)
私は一度勉強したことを反復することを重視しているため、復習の時間が非常に多くなっている。
公害防止管理者の試験当日
東京の試験会場は早稲田大学。一種は1時着席なので、12時には大学に着いてベンチに座り近くのコンビニで買った昼飯を食べた。周りの人もそんな感じであった。
公害防止管理者水質の体験談も参考にして下さい。
公害防止管理者の試験結果
公害概論 5/8=63%
大気汚染関係法例 7/11=64%
燃焼・ばい煙防止技術 9/12=75%
大気汚染関係有害物質処理技術 6/8=75%
大気中におけるばい煙の拡散 5/5=100%
除じん・集じん技術 10/15=67%
測定技術 15/17=88%
合計 57/76=75% 合格!
公害防止管理者の取得後
私の勤める会社の社内報に載って「すげぇ〜」っていわれた程度(-_-;)。
公害防止管理者 水質の試験体験談もありますので、参考にどうぞ!
以上
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