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公害防止管理者 水質第一種

国家資格 試験体験談

公害防止管理者の受験動機

 受験を考えた当時(平成7年)は大学院 1年生でした。氷河期といわれる来年の就職に備えて何か武器となる国家資格を取りたい → 一般的に機械工学科卒は工場勤務が多いらしい → 工場で必ず必要とされる国家資格 → 社会的に環境がキーワード → 公害防止管理者へ興味がわく → 主任、大気、水質、振動、騒音と5種類あったがイメージがわき勉強がし易そうな水質に決定。

公害防止管理者の勉強期間

平成9年1月から8月まで。試験日:平成9年10月5日(日)。

公害防止管理者の勉強方法

@教科書
 ↓ これバイブルです。取得後も必須。高いけど惜しんではいけません。


新・公害防止の技術と法規 水質編〈2014〉



A過去問
公害防止管理者等国家試験問題 正解とヒント―水質関係・主任管理者」
国家試験を受けるのに、過去問で傾向を勉強するのは当たり前です。


公害防止管理者等国家試験―正解とヒント 水質関係第1種‐第4種/公害防止主任管理者〈平成22年度‐平成24年度〉 (公害防止管理者等国家試験問題正解とヒント)


最初は平成7年4月頃から参考書を使用して公害防止管理者の勉強を始めた。この一冊をじっくりやれば合格するだろうと思っていた。この参考書の勉強が終わり、念のため過去問題も解いておくかなくらいの気持ちでを過去問題を解いたところ、全然わからない!実際は全然難しいことに9月になって気が付いた。願書も提出していたが、時間的に厳しいのでこの年の受験はあきらめた。

A産業環境管理協会(試験の実施団体)の公害防止管理者 通信教育。有効期間は2年間。費用は3万円。
平成9年1月から通信教育を利用し再び勉強を始めた。以下はこの時の記述である。

公害防止管理者の勉強日程

私は平成9年4月に入社するため4月以降どういう状況になるかわからない。受験日が10月上旬、勉強期間が通信教育には6ヶ月となっていたが、そのような状況なので早めに1月から勉強を始めた。

公害概論 1月
水質汚濁関係法例 2月
汚水等処理技術一般 3月
測定技術 5、6月
有害物質処理技術 7月
まとめ(復習) 8・9月

入社後工場実習となり生活もバタバタしていたため、4月は全然勉強できなかった。余裕を持って公害防止管理者の勉強を始めたのが良かったと思う。測定技術は範囲が広く、覚えることがたくさんある。しかも、私は実際にやったことがないのはもちろん、見たこともないことばかりでイメージがわかず、丸暗記状態となったため非常に苦労した。

公害防止管理者の試験当日

 願書は産業環境管理協会から取り寄せ、7月中に提出。受験費用は1・3種は6,800円(2・4種は6,400円)と郵送料。詳細は同協会のホームページを参照。
東京の試験会場は早稲田大学。一種は1時着席なので、12時には大学に着いてベンチに座り近くのコンビニで買った昼飯を食べた。周りの人もそんな感じあった。

概論と法令は例年の傾向通りで手応えがあった。測定技術はやっぱり難しかった。そんな細かいことまで出題するか!というくらい。合格はこの科目の良否にかかっているといっても過言ではない。汚水等処理技術は問題数が多いがパターン通り出るので勉強しやすく、試験も手応えがあった。有害物質処理技術は意外と難しく、ちょっと心配になった。

公害防止管理者の試験結果

公害概論  7/8=88%
水質汚濁関係法例  10/11=91%
測定技術 9/19=47%
汚水等処理技術一般 16/23=70%
有害物質処理技術  8/14=57%
合計 50/66=76% 合格!

この結果を見ると各科目6割以上が合格ラインと聞いていたがそうでもないようである。公害防止管理者の合格基準は各科目4割以上、合計6割以上かもしれない。無事合格して8ヶ月間の苦労が報われた。

公害防止管理者の取得後

公害防止管理者合格の報告を会社にしたら、試験代を出してくれた。後日社内報にものって、皆にすごいと誉められた。会社から公害防止管理者 水質の代理者に欠員が出たということで私が代理者となった。
平成12年に工場排水を下水に流すようになり、工場に公害防止管理者 水質の有資格者が不必要になった(泣)。何もしないまま、資格が脳死状態になってしまった…。

公害防止管理者の受験者へのアドバイス

動機付け
自職場に本当に資格が必要かどうかを調べて下さい。工場内にたくさんの有資格者がいる、もしくは有資格者が不必要な場合、他の有用性のある資格を取った方がいいと思います。せっかく公害防止管理者の資格を取得したのに報われないということがないように。

公害防止管理者の勉強方法

 公害防止管理者の勉強時間はトータルで約250時間でした。私は三流国立大学院 機械工学科卒の社会人ですのでそれを踏まえた上で自分なりに勉強時間を組み立てて下さい。私は1日1時間で8ヶ月の勉強日程が良いと思います。
テキスト選択の良し悪しで合格が決まってきます。私は産業環境管理協会の公害防止管理者の通信教育をお勧めします。キーポイントがまとまっていてわかりやすく、内容も過不足がありません。また過去問題を必ず解いて下さい。現在の自分の実力がわかります。各科目4割以上かつ合計6割以上が合格ラインと思われるので、万遍なく勉強することが重要です。
以上、受験者の皆さんがんばって下さい。

公害防止管理者 大気一種の試験体験談もありますので、参考にどうぞ!
以上

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資格の取得

1.資格の価値
2.国家資格の取得戦略
3.国家資格でキャリアアップ
4.国家資格の難易度
5.取得の動機を書く
6.勉強の手段
7.講座の紹介
8.勉強計画の立案
9.勉強のポイント
体験談→保有資格
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