トップ(eサイドビジネス) > 年収アップ > 仕事ができる人とは
本質的な仕事をする思考方法
その仕事の目的を確認する
上司から指示されたこと、自分が主体的に取組んでいることなどについて、その目的を確認することですが大切です。
あなたの回りにも、指示したことが次の日には、変わっている上司がいませんか?自分は言われたとおりのことをやったのに、上司に怒られてしまう・・・。これは言うことが変わる上司がいけないのでしょうか??
「課長の指示通りにやったのですが」と反論したところで、上司は自分が悪いとは思いません。反対に、「使えない奴だ」くらいに思われ、自分の評価が下がるのがおちです。
「A製品の不良率の推移をまとめてくれ」と課長に言われたら、「なぜ、それをまとめなければならないのか?」と必ず聞くことです。
「顧客から、不良品でクレームが来ているんだ。明日にでも説明に行かなければならないんだ。」と課長が説明してくれます。「ならば、どのレベルまで不良項目をブレイクダウンしたらいいですか?」とあなたは聞くことができます。
社内の専門用語の分かる人向けに簡単な報告書をまとめていたら、もう一度書き直しになっていたことでしょう。仕事に取り掛かる前に「なぜ?」を繰り返す。このことは、ごくごく当たり前のことですが、仕事にもっとも必要なことです。
その仕事の目的をきちんと踏まえた上で、(1)すぐにでもやらなければならない仕事、(2)時間があればやりたい仕事に分けてください。例えば、
(1)すぐにでもやらなければならないこと |
(2)時間があればやりたいこと |
出張の手配(宿と航空券) |
品質工学の事例研究 |
省エネのプレゼン資料 |
省エネ機器の情報収集 |
不良率の分散分析 |
統計学の復習 |
・・・ |
・・・ |
今、火事になっている時に、水資源をどう確保すべきかなどといえば、どうかしているといわれるでしょう。まずは火を消すことが先決です。しかし、絶えず火事になり、それを消すことばかり追われているとしたら、それ自体は異常と考えるべきです。
火事を起こさないこととか、火事が起きてもすぐに消せる対策を考えることが、長い目で見れば重要なことです。
つまり、あなたにとって、上記の(1)よりは、(2)の時間があればやりたいことの方が重要といいたいのです。(2)の項目をまず取組むことが、仕事ができる人につながってきます。目先よりも、長期的な目で考えましょう。自分を成長させてくれる仕事こそが大事です。
例えば、1日の時間配分はこうしたらどうでしょうか?
午前 |
時間があればやりたいこと・・・実はこれが重要! |
午後 |
すぐにでもやらなければならないこと |
定時後 |
資格の取得or副業 |
スポンサードリンク
進む(できる人から学ぶ)│目次(資産1億円PJ)│戻る(仕事ができる人とは)
|