ウォール街のランダムウォーカー

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ウォール街のランダムウォーカー

おすすめの本

バートン・マルキール著 井手正介訳 日本経済新聞社 2,300円 1999/12/9初版


感想 4点(5点満点中)
読書期間:2001.5/5〜5/30
「株式投資の始める前に読むべき本」
ランダムウォークとは「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測することは不可能である」ということです。ですからファンダメンタル分析やテクニカル分析しても意味がないと著者は述べています。
著者の説明にはすべてデーター的な裏付けがあり、なるほどと思いました。またあらゆる角度からも検討されています。専門書的な本で多くの知識を得ることができ、株式投資を始める前に読んでおいてよかったと思いました。


要旨
ランダムウォーク:「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測することは不可能である」。ランダムなプロセスから得られた一連の数値。
現在の財産を目減りさせまいとするだけでも、少なくともインフレ率と同じだけのリターンを上げ続けなくてはならない。

ファンダメンタル価値学派
ファンダメンタル(本質)派:投資対象には「本質価値」と呼ばれる絶対的な価値があり、それは現状分析と将来予測を注意深く行うことによって推定できる、と主張する。要するにあるものの現在の市場価値をそれが本来あるべき本質価値と比較してみるだけでよい、ということになる。
株価評価の四つの法則
期待成長率
支払配当額
リスクの度合い
金利水準
株が市場でどのように評価されているかを本当に理解するためには、株価の絶対水準ではなく、株価収益率を見るべきである。
高い株価収益率は高い期待成長率と対応している。
株価には一定の基準が存在するが、しかしその基準はきわめて柔軟性に富んだ、あてにならないもの。
プロの投資家はファンダメンタル主義者。
平均的な投資信託のパフォーマンスは、広く分散投資されたインデックスファンドに対してバイ・アンド・ホールド戦略で投資した場合のパフォーマンスを上回ることができなかった。

砂上の楼閣学派
テクニカル分析:株価チャートつくり解釈すること。
過去の株価を分析したところで、将来の株価を予想するのに何も役に立たない。
株式市場は記憶というものを持たない。
株式市場の動きに特定のパターンが存在することを、頑固に信じている人々は多い。しかし、これは統計上の幻想にすぎない。
1980年代にはS&P500平均でみた株式投資の総リターンは年平均17.6%にもなったが、合計2528取引日のうち最も上昇率の大きかった10日間を逃しただけで、平均リターンは12.6%にも下がってしまった。
バイアンドホールド戦略によって運用することは、投資費用や売買手数料および税金などの節約になる。

新しい投資テクノロジー
よく分散された国内株に等額分散投資することで、総リスクの約70%は低減できる。
ポートフォリオのリスクが最も小さくなるのは、外国株式24%とアメリカ株式76%という組み合わせ。
市場リスク(システマティック・リスク):市場全体の価格が変動し、また全部の株式が少なくともある程度は一緒に動く傾向があることから生まれるリスク。これは分散投資によっても低減できない。
ベータ:市場に対する感応度の大きさ。S&P500などの市場指数を1とし、ある銘柄のベータが2であれば、その株価は平均して市場の2倍揺れ動く。ベータが0.5であれば市場が10%上下するときに、その銘柄は5%しか上下しない。ベータが高い株式のことを攻撃的(アグレッシブ)な銘柄、低い銘柄を防御的(ディフェンシブ)な銘柄と呼ぶ。
行動金融学:株式市場に心理的な考察を持ち込むことが絶対に必要とする説。
リターン・リバーサル現象:投資リターンが時間とともに反転する、すなわち一つの期間に高いリターンをあげた銘柄が次の期間には低いリターンを示す現象をいう。
市場の逆を張るアプローチ(投資家に無視されている不人気な銘柄)とファンダメンタル・アプローチが合体すれば強力な投資戦略になるかもしれない。
多くの企業が配当の形でなく、自社株買い戻しの形で利益を投資家に還元し始めた。
株式投資のリターンの三大決定要因
投資した時点での配当利回り
一株当り利益の成長率
株価収益率の水準の変化

投資家の投資戦略
株式を長期間保有し、一度買ったら多少の価格変動があっても我慢して持ち続けるという基本方針を持つ。
以上

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