金持ち父さんの投資ガイド上級編
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金持ち父さんの投資ガイド 上級編

おすすめの本

ロバート・キヨサキ著 白根美保子訳 筑摩書房 1,995円 2002/3/20初版


感想 3点(5点満点中)
私の読書期間:2002/10/17〜10/20
「パートタイムで起業せよ」
「金持ち父さん貧乏父さん」の第4作目。金持ちになるために自分のビジネスを持つよう著者は述べている。しかし、起業することはなかなか難しい。本作では金持ちになるまで昼間の仕事は続け、パートタイムで起業することを提案している。起業するための一つの方策としてネットワークビジネスの可能性を挙げている。ネットワークビジネスは小資本で始められるし、利益は大きいものとなりえる。ネットワークビジネスについて調べ、その可能性を考えていきたいと思った。


要旨
第二ステージ どのタイプの投資家になりたいか
第一章 九十対十の謎を解く
「平均的な投資家に対するアドバイスは何ですか?」「平均的であることをやめなさい」
平均的な投資家は、たとえすばらしいアイディアを持っていたとしても、それを別の資産を買ってくれる資産に変える技術を持っていない。
「偉大なる精神は、しばしば凡庸なる頭脳から激しい抵抗に遭遇してきた」アインシュタイン

第二章 金持ち父さんによる投資家の分類
投資家に必要な十のコントロール能力
1.自分自身をコントロールする力
2.収入と支出、資産と負債の比率をコントロールする力
3.投資の管理方法をコントロールする力
4.税金をコントロールする力
5.売買のタイミングをコントロールする力
6.ブローカーを通しての取引をコントロールする力
7.E-T-C(形態、タイミング、特質)をコントロールする力
 Entity:ビジネスの実体である法人に対するコントロールのこと。
     つまり、ビジネスをどのような形で行うか選択することを意味する。
 Timing:税を払うタイミング。会計年度を自分の都合できめられる。
 Characteristic:所得の特質。どこに所得の焦点があるか。勤労所得、不労所得、ポートフォリオ所得のどれか?
8.契約の条件をコントロールする力
9.情報へのアクセスをコントロールする力
10.富の還元、慈善行為、富の再配分をコントロールする力

分類その一 適格投資家
 収入が多いか、資産をたくさん持っている。
分類その二 専門投資家
 株式トレーダーや証券アナリスト
分類その三 洗練された投資家
 「三つのE」をすべて備え、投資の世界も理解している。税金、会社、証券に関する法律を利用する。
分類その四 インサイド投資家
 成功するビジネスを立ちあげること。
分類その五 究極の投資家
 株式を売る側になること。

第三章 短期間に金持ちになる方法
短期間に最大限のお金を儲けられるチャンスが一番大きいのはどのクワドラントかを見極めること。

第四章 金持ちになるまで昼間の仕事は続ける
長期的に役に立つ技術を学べるかどうかだけを考えて、仕事を探しなさい。
パートタイムで自分のビジネスを始める。

第五章 起業家精神を持とう
たかが二十万ドルのためにビジネスを始めるな。やるからにはもっと大きな収入を目指すべきだ。
チャレンジと起業家精神を忘れない。

第三ステージ しっかりしたビジネスを作り上げる
第六章 なぜビジネスを起こすか?
1.つねに豊富なキャッシュフローを得るため。
2.立ちあげたビジネスを売るため。
3.立ち上げたビジネスの株式を公開するため。
ビジネスを始めるのに年齢は関係ない。

第七章 B-Iトライアングルとは何か?
三つの柱
1.使命。精神的な使命とビジネス上の使命。ビジネス上の使命は消費者が求めるニーズを満たすもの。
2.チーム。投資はチームでやるスポーツ。成功の鍵はチームワーク。持つべき物は大きなヨットではなく強いチーム。
  安定したビジネスの構造は四面体。四つの頂点:ビジネスオーナー(B)、専門家(S)、従業金(E)、投資家(I)。
3.リーダーシップ。リーダーの資質の中で一番重要なものの一つは「信頼」。

第一の要素 キャッシュフローの管理
 ファイナンシャル・リテラシーを身につけ、財務諸表を読めるようになること。
第二の要素 コミュニケーションの管理
 コミュニケーションがキャッシュフローを生み出す。
 セールスは人間が一対一で行う。マーケティングはシステムを媒介として行われるセールス。
 以下のセミナーに参加してきた。
 ・セールス
 ・マーケティング・システム
 ・広告、キャッチフレーズ、コピーライティング
 ・交渉
 ・人前での話し方
 ・ダイレクトメールによる宣伝
 ・セミナーの開き方
 ・資金調達
第三の要素 システムの管理
 勝れたビジネスオーナーは、自分がシステムの一部にならずに、複数のシステムを効率的に管理することができる。
第四の要素 法律面の管理
 アイディアの保護による大きな見返り。
第五の要素 製品の管理
 あなたが顧客に提供するもの。製品はB-Iトライアングルの一番上に乗っている。
 残りの部分は企業が長期にわたって栄えていくための土台だ。

第四ステージ 洗練された投資家になる
第八章 洗練された投資家の考え方
投資に必要な十のコントロール能力のすべてを理解している投資家。

第九章 投資を分析する
会社の財務比率
売上高総利益率=総利益÷売上高
営業利益率=営業利益÷売上高
営業レバレッジ=貢献利益÷固定費
(貢献利益=売上総利益−変動費)
財務レバレッジ=総使用資本÷株主資本
総レバレッジ=営業レバレッジx財務レバレッジ
負債比率=総負債÷株主資本
当座比率=当座資産÷流動負債
流動比率=流動資産÷流動負債
株主資本利益率=純利益÷株主資本

不動産の財務比率
その資産はプラスのキャッシュフローをもたらすのか?
キャッシュ・オン・キャッシュ・リターン=現金回収額÷自己資本
もしもたらすなら、デューデリジェンス(適性評価手続き)はやったか?

第十章 究極の投資家になるために
超大金持は昔ながらのやり方で成功した。彼らは会社を作り、会社の株式を公開した。彼らは株式を買う側の「買い株主」ではなく、株式を売る側の「売り株主」になるために一生懸命に働いた。
人の本性を見るにはペットを見ろ。

第十一章 あなたも億万長者になれる
今話題のものを探す。
もし自分にできると思えば、できる。できないと思えばできない。どちらにしても自分の言葉通りになる。

第十二章 金持ちはどうして破産するのか?
お金のない家庭で育った人は、たくさんのお金の扱い方を知らない。
人がお金を手にした時に感じる過度の幸福感は、麻酔によって精神が高揚した状態に似ている。
お金が入ると、友人や親戚が近づいてくる傾向がある。
大金を手にした人は突然「投資家」になるが、そのための教育と経験が伴っていない。
お金を失うことに対する恐怖が増す。
金持ちになっても、いい支出と悪い支出の違いが分からない。
ネットワーク・ビジネスは適切に活用すれば、そこから作り出される収入だけでなく、それをはるかに超えたお金をあなたにもたらしてくれる可能性がある。
一つより複数のビジネスを持った方がいい。

第五ステージ 富を還元する
第十三章 「お返し」をする用意はできているか?
社会に大きな貢献をした大金持ち。

おわりに。これから先、お金を儲けるためにお金が必要ない理由。
今の時代ほど、自分の資産を作り出すことが簡単な時代はなかった。アウトサイダーではなくインサイダー(自分でインターネット会社を立ち上げる)になれ。
私達が生きる情報時代は、変化の速度がより速く、保障はより少なく、そしてチャンスはより多くある。そんな時代にあって、あなたのお金に関する教育と投資家としての知識はきわめて重要だ。
以上


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