融資の現状
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中古アパートの融資の現状

私が12の銀行に1棟売り中古アパートのローンの相談をしたまとめです(2004年12月)。

中古の一棟売りアパートの融資は、「アパートローン」になります。銀行の窓口で「アパートローンの相談をしたいのですが」と言えば通じます。 ←ポイント!

例えば、住居用の不動産購入は「住宅ローン」、会社の運営に必要な資金融資は「事業ローン」というように、ローンは商品化されています。

もちろん、銀行によっては商品化されていない場合もあります。そういった、個別対応のローンをプロパーというそうです。

ローンが商品化されているか否かで、その銀行が力をいれているか否かがまずわかります。

またアパートローンがあったとしても、「持っている土地に新築で建築する」という条件になっていれば、まず却下されます。


1.アパートローンの金利

金利は変動と固定があります。

最近の低金利の状態からすると、今後金利は上昇すると私は見通しましたので、固定の方が有利と考えました。

金利の相場は、固定10年で2.65〜4.5%です。 ← ポイント 実質利回りを算出する時に必要。

地銀や信金、農協は対応エリアを持っており、現在の住居も購入したい物件も同じ県内にあることを条件としています。

例えば、現在神奈川県に住んでいて、購入したい物件が千葉県だと、窓口で門前払いになります。都市銀行は支店を多く持っているので、あまり問題ないようです。

銀行の一般的な論理は、「自分の不動産を持っている人が、次のステップとして不動産投資をする」です。

よって、賃貸に住んでいる人に融資をするのは難しいとなります。賃貸派が増えている現状を無視していますよね。アホらしい論理です。

もちろん不動産を持っているか否かを融資の条件としない銀行もあります。


2.アパートローンの審査基準

審査基準は3つあるそうです(銀行マンに教えてもらいました)。

物件の担保価値:築浅で耐用年数が長い物件(木造よりは鉄骨)を狙うこと。
物件の収益性:利回りの高い物件を狙うこと。
本人の支払能力:物件の収益が落ちた時に、ローンを払えるかどうか。過去ローンやカード支払いの滞納をしていないか。サラリーマンであれば、ほとんど問題ありません。

融資の審査基準に「本人の支払能力」があるために、サラリーマンこそが不動産投資に向いていると言われるゆえんです。

担保価値については、専門的な能力が必要とされるため、銀行の査定に頼るしかありません。

逆に担保価値が低くて、融資が降りないような物件は、購入しないことです。銀行が融資してくれるということは、その物件が専門家のお墨付きを得たということです。

ローンには手数料がかかりますが、物件審査料と思えば、高くはありませんね。  


3.こんな人はアパートローンに通りやすい

中古の一棟売りアパートにおいて、融資が通りやすい条件をまとめました。

 現在の住居も購入したい物件も同じ県内にある
 築浅で耐用年数が長い物件
 利回りの高い物件
 自分の不動産を持っている
 サラリーマン

私は不動産を持っていないため、多くの銀行に融資を断られました。1棟目を購入しさえすれば、不動産投資はだいぶ楽になると感じています。

もちろん、上記をすべて満たさないと融資がおりないというわけではありませんよ。
ちなみに融資に必要な資料は下記の通りです。

 源泉徴収表 過去3年分
 現在の資産の一覧表
 物件の資料
 不動産屋の連絡先(名刺のコピー)


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