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マイホームの葛藤

賃貸派（夫）vs持家派（妻）

　私は築30年の賃貸マンションに住んでいます。自宅は負債なので、ずっと賃貸でかまわないのですが、私の妻は、マイホームが欲しくて仕方がないのです。

　私の妻の友人が推定１億円の戸建を購入しました。お呼ばれして中を見せてもらったところ、リビングは20畳のフローリングに対面キッチン、書斎、寝室、和室、子供部屋、ウォークインクローゼットがあり、それはそれは豪邸だったようです。

友人宅から帰った妻は興奮して、「私にも家を買え」と散々言われました。「同じ年の旦那なのに、友人は豪邸で、うちは賃貸マンションなんて〜。早く落ち着きたい〜」と続きます。もうなだめるのに必死でしたよ。

仮に2000万円の自己資金、8000万円のローン、30年、金利1.6%の設定だとすると、月々28万円の返済額です（ボーナス払いなし）。
「28万円も払えないよ！」なんて論理的に説得しても女性には効果ないんですよね。とりあえず、「そうだね」「いいねぇ」と相槌を打つしかありませんでした。

　しかし、価値観の違いは（と言ってしまっていいのかも疑問ですが）、恐ろしいですね。8000万円近くの負債を抱えて怖くないものでしょうか。きっとラットレースし続けることに何の疑問も持っていないのでしょうね。

私も負債（借金）がありますが、それは不動産投資でレバレッジを効かせるための負債です。不動産投資のための借金ならいくらでもしますけどね。


　さらに情報収集したところ、購入した際のローンは、2500万円らしいです。ということは、諸経費を含めて8000万円の自己資金を用意したことになります。その友人の両親は、かなり裕福らしく、おそらく両親から融通してもらったのではないかと思います。

しかし、30才台半ばで8000万円も用意できるってすごいですね！？　金持ちの子供はやはり金持ちです。格差社会を実感しました。うちの妻はこの事実を知って、ますますひがんでいました。



　友人が豪邸を購入してからというもの、妻の「自宅を買って欲しい」という気持ちは、くすぶり続けているようです（我家は賃貸です）。妻が友人に「旦那（さにお）が不動産投資やっているんだよね〜。マンション１室貸しているの〜」と言ったそうです。
（その友人の旦那が株式投資をやっており、お互いに共感できる部分があるから、相談したようです。）

そうしたら、「普通は自宅が先よね。お宅の旦那は変わっているわね。」と言われたらしく、またまた「やっぱり自宅が欲しいよ〜」となりました（苦笑）。今度は説得に１時間かけました。

・自宅は負債。我家からお金を奪っていく。
・私が失業したり、病気になって収入がなくなったら、ローンは返せなくなる。そのリスクが怖い。
・不動産投資は、私の変わりにローンを払ってくれる人がいる。
・不労所得が少なくとも30万円ないと、とても自宅は買えない。あと３年は待って欲しい。

などなど、数字を出して何度も説明しました。最後には「もう勝手にすれば･･･」と妻。そろそろ心から納得してほしいのですけど。心の壁は高いようです。


2006年は、ちょっとマシな賃貸に引っ越したいという妻の要望でしたが、ダイニングテーブルやソファをセットで購入し、何とかなだめました。しかし、子供が小学校に上がるまでには、マイホームを買うことを約束させられました。

お金持ちなりたいのは、家族と幸福に過ごしたいがためですから、妻の意見を無下にはできません。さて、どうするか。まずは勉強ということで、購入の検討に下記の小冊子が良かったです。無料ですし、メールアドレスがあれば即ダウンロードできます。

・『マンションが買いたくなったら読む赤本』(41ページ)
・『マンションを買うまでに読む青本』(61ページ)

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賃貸併用住宅の検討

そんなことを考えていたら、この「収益マイホーム」のセミナーを発見しました。もし、本当なら、自宅が負債にならずにすみます。これは、参加！です。
賃貸併用住宅では、住宅ローンが自宅部分のみに限られるはずですが、この問題をどうクリアしたのか、このセミナーで答えがでれば、価値はあります。

　2006年9月3日(日) 13:00〜15:40　東京・茅場町にて、タダで自宅を手に入れる方法「収益マイホーム」というセミナーが開催されました。講師は、

■「20代・自己資金300万円。サラリーマン大家さん成功の法則」の束田光陽氏
■実際に収益マイホームを建てた、前田太作氏　の2人です。

実際にセミナーに参加しましたが、とても勉強になりました。よかったです。

セミナーに参加できなかった人のためにDVDが販売されていましたが、販売中止となりました。現在、詳しい内容を知りたい場合は、書籍しかありません。

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