私の印鑑は三文判です。ハンコは印鑑登録さえしていれば機能を果たすから、安い三文判でも問題ないと私は思っていました。実印、銀行印、認印とすべて一つで代用しています。
一般に投資用不動産の購入にいたるまで、たくさんのハンコを押します。中古マンションを紹介してくれた不動産、売主側の不動産、ローンを申し込んだ銀行など、それぞれでたくさんの書類にハンコを押しました。
私のハンコに対する不動産屋の反応は「ハンコはそれですか?」という感じです。もちろん露骨には言いませんが、そんなイメージが伝わってきました。
今回の売主は自営業で、それなり資産家ということでした。やはり、実印、銀行印、認印と分けて持ち、きちんとした書体(一見何と書いてあるかわからないような)のハンコを持っていました。
それが不動産の世界では常識のようです。私の実印、銀行印、認印とすべて一緒で、しかも三文判では、きっと常識ハズレと思われたでしょう。
ハンコで私自身を判断されたくはありませんが、今後も不動産で資産を増やしていこうと私は思っているのですから、関係者と良好な関係を維持したい、いい物件があったら紹介してあげようと思われたいものです。
要するに、三文判でかなり恥ずかしい思いをしましたので、きちんとした印鑑のセットを購入しようと思いました。